大原の港の近く。
もう夕暮れが近い。
今夜はひっそりとした集落に泊まる。
宿には西表をカヌーで一周した冒険部の若者たちと、
それを30年前にやったおじさんが一人。
そのおじさんの息子はこの間、
大原でパイナップル刈りの援農をしていたという。
私は酒が好き。
特に島で飲む泡盛はいい。
飲むとどうしても海を見たくなって、港に星を見に行く。
酔っ払って転んでそのまま目の前に星が見えることもある。
集落の道を歩いていると、
なかなかの酒豪のお宅があった。
私と同じじゃないか。
この長靴の主は請福が好きなんだね。