2009年 01月 09日
てぃだぬふぁ
太陽の子。
古来、子供はてぃだ(太陽)から授かると考えられていた。

子供が多いことは、お金があって裕福であることよりも、
家が栄えているとされた。
それは、古き良きヤマトと同じだと思う。

では、その魂はどうだろう。
八重山では祖霊信仰(先祖崇拝)が色濃い。
地域ごとに多少異なるものもあるが、
魂は先祖から受け継ぐものと考えられている。

石垣では、自分の魂の半分は先祖から受け継ぐとか。
歴代の先祖の半分×半分×・・・・
一生の間に、受け継いだ先祖の魂のミックス50%に、
自らの魂の半分を加える。

琉球開闢の地・久高島では、
自分の魂は祖父や祖母から受け継ぐと考えられ、
幼名(わらびなー)はそのおじぃやおばぁと同じ名前をつけたという。
隔世遺伝ではないが、なぜ一つ飛びなのかというと、
一生の間に馴染み深いのが祖父母~孫までの3代であるからと聞くと納得してしまう。

子供が生まれた次の吉日には、てぃだうがみ(太陽拝み)を行った。
日が昇る前に子を胸に抱き庭に出て、東方に向かって座す。
昇ってくる太陽の光を子に拝ませる。
想像してみてほしい・・・とても美しい光景だろう。
アガリ(東)は太陽が昇るから、聖なる方角、
イリ(西)は太陽が没するから、俗なる方角とされた。

波照間島の子供たちも天真爛漫、輝く“てぃだかーぎ”。

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ムシャーマは旧盆ど真ん中に行われる。
獅子に食べられて、マジムン(悪霊)を追い払うのだ。

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泣きっ面も元気の証、“てぃだ”である。
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by jazz_houser | 2009-01-09 12:53 | 波照間島 | Comments(4)
Commented by rainydayh at 2009-01-10 17:45
あけましておめでとうございまーす。
いよいよですねー。個展。
成功をお祈りしています。

今日の写真もすごーくいいですね。
怖がってるであろうダッコされてる赤ちゃんがめちゃかわいいーーー。


写真だけでも、がつーンと心にきますが、こちらでは今まで知らなかった八重山のことを次から次へとたーくさん聞かせていただいて、ほんとにほんとにほーんとに嬉しいです。
年末年始は忙しくてお邪魔できなかったのですが、これからまたじゃんじゃん読ませていただきますね。
どうぞよろしく。

Commented by harutibe at 2009-01-10 17:47
あぁ、いいねぇ、すばらしいねぇ。
てぃだうがみ、美しいねぇ。
ババ様、泣けてきた。
Commented by jazz_houser at 2009-01-10 18:41
>rainydayhさん
今年もよろしくおねがいします。
ブログはいいですね、遠くても皆さんの様子が分かります。
あ、私のは八重山ばかりですが(^^;

いえいえ、私の八重山への片思い、(ややしつこいかも)
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年はニアミスではなく、現地でお会いするかもしれませんね。
Commented by jazz_houser at 2009-01-10 18:46
>harutibeさん

だろー?
すばらしいよ、もし子供が生まれたら、ぜひやってみて。
妄想族としては、涙もの。
科学やらそういうことももちろん大事で、
恩恵を受けて生きているけど
・・・心の豊かさ、大事にしたいね。


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