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2009年 09月 17日
藍に漂う
夏の終わり、秋口の空は高く、藍。
日本の最南端、高那崎から望む海と空。
視界は藍一面のモノクロームに染まる。


そこにハイライトがひとつ。

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Wide Angle Rolleiflex

Islanderが藍を滑る。


・・・台風14号、見事に逸れましたね。
ここまで出会わないと避けられている気もしてきます(^^;
明日には八重山です。
今回は渡沖12回目にして宮古・多良間・伊良部と、初めて八重山から外にも足を延ばしてみます。
初めての島に行くというのは、久しぶりにワクワクしますね。
ちょっと体調の不安はありますが、八重山の海に浸かれば大丈夫でしょう。
多良間島では八月踊りを堪能してきます。
今回の帰省は29日までです。
では!
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by jazz_houser | 2009-09-17 12:03 | 波照間島 | Comments(16)
2009年 09月 13日
一周年
ちょうど1年前のこの日にこのブログを書き始めました。
インターネットの世界、というとなんだかアナクロな響きですが、
何らかの情報を発信するということにおっかなびっくりで、、、
今も馴染めているのかよくわかりません。
でも、このブログを始めて、ネット上でも実生活でも、色々な出会いや発見がありました。

見返してみると1年間、写真ばかりしていたんだなと気付きます。
これからの1年も、相変わらず同じように写真ばかりをやっているのだと思います。
叶うなら一番やりたいこと、写真に、できるかぎりを注いでいきたいと思っています。

さて、一年廻って同じことを言っているかなぁ。

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Rolleiflex3.5F Planar
星も廻る

こちらを訪れて、ちらりとでも見ていただけることは、とても嬉しいことです。
よんなーよんなー『魂は廻る―マブイハメグル』を続けていけたらと願います。
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by jazz_houser | 2009-09-13 20:54 | ありがとう | Comments(10)
2009年 09月 12日
リバイバル展 9月
HAIR Bloomにて月頭恒例の?展示替えをさせていただいた。
大工仕事はお手のもので、順調に30分で展示替え。

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あと一回替えれば終わりです。
去年からずっと展示してきて、今となっては寂しい気がします。

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そろそろホントにデジカメを買わなきゃいけないな。。。(><)

HAIR Bloom 阿佐ヶ谷店
杉並区阿佐谷南3-1-19横川ビル1F
03-5397-1552 最寄駅 JR阿佐谷駅 丸の内線南阿佐ヶ谷駅
JR阿佐ヶ谷駅南口を出て、中杉通りを南阿佐ヶ谷方面に歩くと、
右側に白い外観が現れます。


秋を感じますね。
もうすぐ中杉通りのケヤキも衣替えの準備です。
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by jazz_houser | 2009-09-12 23:54 | 展示 | Comments(0)
2009年 09月 07日
木霊が宿る
木の中には、何か超自然的なものを感じさせるものがある。
沖縄だと、キムジナーが棲むガジュマルもそうだ。

鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』では「木魅(こだま)」と題し、
木々のそばに老いた男女が立つ姿で描かれており、百年を経た木には神霊がこもり、
姿形を現すとされている。(Wikipediaより)

人は太古から木を崇拝してきた。

私が初めてこの木と接したのは2007年11月23日。
大袈裟かもしれないが、そのとき単なる木材という範疇を超えた、何かただならぬ気配を感じた。
不思議な縁から繋がった丸太。
金属のように重く、ねじれて、堅い。
送るために切断した断面は肉体のように赤い。
成長が遅いため、肉眼では年輪が見えないのだ。

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何を思ったか、三線にすることが摂理のような気がした。

2007年12月から製作に着手していただいた。
通常伝統的な三線は樹齢100年、直径30cm以上の大きな黒檀の丸太を、
十字に4つ割りして作られるという。
こんな曲がりくねった、細い木で作るのは至難。
完璧な材ではなく、製作者に申し訳なさもあり、
でも私にはひたすら完成を願うことしかできなかった。

幾多の紆余曲折を経て、2009年9月4日ついに完成した。

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出来上がった棹は木目が流れる水のように大変美しい。
流れ、渦に溜まり、また滲みだす。

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細さがより密度を高くする。
私は素人だけれど、つま弾くだけで、犬も驚くほど強い鳴り。
そしてどこか切ない響き。

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想像してしまう。

台風に撓り、潮を被り、太陽光線に晒される。
人には分からない速度でじわじわと成長した。
その下で何代も繰り返される人の営みを静かに見つめてきたのだろう。

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肉体的な成長が終わった今は、三線として私の傍で鳴る。
窓から風に乗って、島まで届くかもしれない。


あの丸太をここまでの三線にできたのは、
私の勝手な想いを酌んでいただき、
製作者 内間直樹さんと、仲村オーナーの尽力があってです。
本当にすばらしい出会いに感謝。


奏愛工房 沖縄三線のお店

大事に毎日触れて島を感じたいと思います。
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by jazz_houser | 2009-09-07 12:00 | ありがとう | Comments(20)
2009年 09月 03日
三線が聞こえる‏
昨日はソーロンのナカヌヒ、波照間島でムシャーマだった。
天気もよく、祭日和だったことだろう。

各組のミチサネー(行列)、棒術、太鼓、舞踊、狂言。。。
島と島出身者、観光客、総出で行う、旧盆の一大行事だ。
手作り感がとても心地よい、自然に笑顔になる。

私は転勤族で、地域の祭にかかわったことがない。
それだけに、八重山の祭の朝は新鮮だ。
朝の澄んだ空気に少しの高揚感が漂い、
木々の影などに帰ってきた祖霊がそわそわ潜んでいるような。

午後の演目すべてが終わり、各集落に戻ってゆく行列。
今年も終わるんだなぁ、、、また見れますように、と爽やかな気持ち。

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Wide Angle Rolleiflex

目を閉じると、三線の音が聞こえる。
マイクを持って、演者に寄り添うあの人の姿も。
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by jazz_houser | 2009-09-03 22:05 | 波照間島 | Comments(6)