カテゴリ:鳩間島( 11 )

2009年 11月 09日
相反
切ないなぁ、、、と沁みてシャッターを押した。

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Rolleiflex3.5F Xenotar

いや、、、そうでもない。

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Rolleiflex3.5F Xenotar

しっかりと、生きている。
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by jazz_houser | 2009-11-09 23:58 | 鳩間島 | Comments(9)
2009年 05月 22日
誘惑
八重山には花が溢れる。
ちょうど今頃から盛りとなり、蝶も湧き出てくる。
熱帯の八重山に咲く花々には特に強烈な個性を放つものがある。
私は門外漢なので、見て「何ていう花なのかな・・・」と思うだけだが、
中にはそれだけで済まない花もある。
虫たちだけでなく、人間をも誘惑するような。

鳩間島のぐるりを歩いていて、ふと目に留まった花。
紫から、白い半透明な毛が周囲に伸びる。
中心には妖艶な器官が。

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Rolleiflex 3.5F Planar

怪しい。。。
じっと見ていると、毛が延びてきて、絡め取られてしまうんではないかと思った。
ストレートな生の主張。
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by jazz_houser | 2009-05-22 01:12 | 鳩間島 | Comments(4)
2009年 03月 25日
ふらふらあまくま
今、風邪真っ只中・・・そういえば・・・
八重山で一度だけ熱を出したことがある。
だいぶ前、秋の鳩間島、
旅の疲れが出たのか、次の日起きると体がだるい。

同宿の人に(船に乗る人を集めたいので)シュノーケルしませんか?と誘われたが、
「風邪っぽいので・・・」と断った。
最初のうちは風邪薬やら胃薬なんかを持って旅していたのだが、
いつからかやめてしまった。
とはいえ、八重山にいて寝ているのはもったいない。
カメラを1台にして、三脚も宿に置いて、歩き出した。
風邪薬代わりにオリオン麦職人(ちょっと気をつけた)を食後に服用。

前に踏み出す脚も地面がふわふわ。
酔いなのか熱なのか分からない。
そんな私についてくる犬が一匹。

琉球犬のかなちゃんだ。
この血統は今では貴重なのだという。

ちょっといっては振り返り、、、
追い付けばまた先に行く。。。

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Wide Angle Rolleiflex

心配してくれているのかな。

私は犬には人気がある(と勝手に思っている)。

この熱も、ここが八重山なら平気かも。
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by jazz_houser | 2009-03-25 12:57 | 鳩間島 | Comments(7)
2009年 02月 01日
朱もどろの雷
今年の夏はちょっと天気が変だった。
東京では観測史上もっとも雷の多い年だった。
私も八重山にいて、天気のかすかな異変を感じたような。

シーサイドマイトウゼで夕食を。
向いにマニアックなカメラを持ったやつを発見。
MAMIYA645だった気がする。
話すと、広告代理店で写真を撮っているという。
隣の彼女はかわいいし、彼も自由で、個性的だ。
「普段はデジタルバックでの撮影だけど、旅は・・・
今朝は風呂場に差し込む光が綺麗で、フィルム3本撮っちゃったよ」
うんうん、私とはタイプが違うけれど、めずらしくなぜか近しく感じた。
その後、恵比寿東京都写真美術館のカフェ「シャンブル クレール」で偶然出会うことになる。

夕食を食べていると雷の音が近づいてきた。
それとともに急に空が赤く染まってゆく。
桟橋に立って夕焼けを撮る。
撮れる写真よりもその場にいることがよい。
フィルムを換えて深呼吸したら稲光が走った。

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Wide Angle Rolleiflex

朱もどろの空に雷
・・・は撮れなかった。


そうそう、もうすぐ『鳩間島民俗芸能と三線の夕べ』が開催されます。
鳩間節や鳩間の港を聴きにいきませんか。
島に行ったことのある人も、ない人も、寒いヤマトの冬にほっこりとあったかくなりましょう。

以下公式HPより

11月8日に「鳩間島文化遺産整備事業期成会」を 発足し、
島一丸となって島の文化遺産の再建・修復・建設に取り組むことを決めました。
ここ最近、離島ターミナルや浮島桟橋の建設と島は近代化をまし、便利になってきましたが、
どうしても自分たちの手で再建・修復・守らなければいけないことがたくさんあるのです。

今回、その一環として収益をその文化遺産の修復と維持にあてることを目的として
チャリティーイベントを実施します。皆様のお力を少しでもお貸しください。

2月14日(土)大阪公演 守口文化センター
2月16日(月)東京公演 練馬文化センター

鳩間から暖かい風と心をお土産に皆様に会いに海を渡ってきます。
一緒にハトマ時間を過ごしませんか。
今回のイベントは出演者全員が鳩間出身者です。
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by jazz_houser | 2009-02-01 16:12 | 鳩間島 | Comments(4)
2008年 12月 16日
感じる
1日島を歩きまわって、足も棒になりそうだ。
水もそろそろ切れてきた。
今日の宿に戻って、飯にしようか。
島を貫く道をてぼてぼと歩いていた。

もう日が暮れる。
水平に近い角度から光線が横顔を照らしてくる。
あと30分もすれば日没だろう。

その時、なんとなく“感じ”た。
最後の気力を絞り出して、この道を折れてみようか・・・
三脚を杖にしながら歩く。
サク、サク、サク

牛の食べた草のなれの果てを避けて、
目線の太陽に向かって歩く。
近づくにつれ、その“感じ”が強くなる。

繁った熱帯植物のアーチ。

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暗いトンネルを抜けると、その先には金色に輝く世界があった。
彼岸。
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by jazz_houser | 2008-12-16 17:07 | 鳩間島 | Comments(0)
2008年 11月 23日
直線
離島を歩く。
ちょっと集落から離れれば、人工物がない世界が広がる。
たまに視界に飛び込んでくるのは、廃車だったりする。

処理施設が島には無いため、石垣島まで船で運ぶというのは、とても大変だろう。
石垣島のスーパーで買い物すると、わりと安価に指定の離島行きの船に乗せてくれる。
よくチラシで『※離島は除く』と書いてあるのを見て、大変だなぁと思っていたら
今時の人たちは、1500円以上国内配送無料!のAmazonを利用するらしい。

鳩間島は数年前まで、道路はすべて未舗装だった。
今ではメインストリートは舗装されている。
てぼてぼと島一周の道を左廻りに歩く。
野山羊が私に気づいてガサガサーっと逃げてゆく。
すると、銀色に輝く骨組が見えてきた。

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Rolleiflex 3.5F Xenotar

自然は直線を好まない

そんなフレーズを思い出した。
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by jazz_houser | 2008-11-23 17:34 | 鳩間島 | Comments(2)
2008年 11月 05日
ヒージャー
鳩間島を歩く。
てくてくと。

遠くからひーじゃーの鳴く声が聞こえる。
近づくうちに『ガサガサ・・・ンメ゛ー!!』と。
!?草むらを覗きこむと、成ヤギがもがいていた。
ツノが繋がれているヒモに完全に絡まり、
身動き取れず白目を剥いていた。
ヤギの眼はとてもシュールだ。

一人ではどうしようもないと思い、近所の青年を呼んで助ける。
よかった、よかった。

聞くと、石垣に住んでいる人も、ヤギを島で飼っているそう。
どんなにヒモを長くしても、食べられる草に限界があるし、
絡まってしまったら、、、と心配になる。

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メーエ・・・のんびり日向ぼっこ。
ヒージャーは大事なタンパク源。
いずれは人の一部になる運命。

生き物の溢れる道を辿りながら、思った。
人間は地球の一部なのだろうか、と。
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by jazz_houser | 2008-11-05 01:06 | 鳩間島 | Comments(6)
2008年 10月 23日
素早いヤツ
私がしょっちゅう八重山に通うのを、
かねてから母は不審に思っていたようだ。
「それほど好きな理由を知りたい」というので、
最初で最後、母を連れて八重山に行ったことがある。

夏は暑いからイヤというので、では11月に。
冬の海は荒れるので波照間は避けた。
石垣ではやまもとで石垣牛。
西表では西表島温泉。
鳩間ではのんびり散歩。
石垣経由で小浜はシュガーロードから大岳(うふだき)。
のんびりというのがわからない母なので、
盛りだくさんな旅となった。

鳩間島のシーサイドマイトウゼの前で、食事を待つ。
浜を白いのが高速移動していた。
砂浜に開いた穴を掘り返して捕まえる。
これほど大きくなるカニ(素早く走るヤツ)は鳩間でしか見ない。

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せっかくだからと母に持たせてみた。

いつか母の墓は八重山にしたい、と言ってみた。
そうしたら四季折々会えるのに。
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by jazz_houser | 2008-10-23 23:31 | 鳩間島 | Comments(0)
2008年 10月 11日
冬の港
八重山の冬はもちろんヤマトよりも暖かい。
離島で一番困ることは風が吹いて海が荒れることだ。

前日時化たがこの日は回復し、フェリーがやってきた。
フェリーには工事用の重機が載ったりする。
このころは毎日定期船が来なかったので、
特に船が来るということは貴重だった。

ぼーっと船影が大きくなってくるのを見ながら、
桟橋に佇んでいると、
マイトウゼ(宿)のおじぃがやってきた。

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さぁ、荷を降ろすぞ、といったところだ。

昨晩あんなに飲んでいたのに、なんともないんだな(^^;
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by jazz_houser | 2008-10-11 00:35 | 鳩間島 | Comments(2)
2008年 10月 02日
天使の梯子
西表の虹でも書いたけれど、八重山は気象の変化が激しい。
空の表情を刻々と変化させる。
虹だけでなく、「天使の梯子」と呼ばれる光芒もよく見られる。

八重山全般で言えることだが、11月~3月までは天気がすっきりしない。
正月でも暑くて海に入れることもあれば、
風が強く、寒くて厚手の上着がほしいくらいの時もある。
初めて八重山に行く方は6月末~9月に行くのをお勧めする。
台風さえ来なければ。
今17号はマカオ方面に進んでいる。

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2年前の鳩間港。
この日の前日は時化て西表(上原)‐鳩間が欠航だった。
急遽西表(大原)経由で石垣に戻り、安宿に泊まってやっと鳩間にたどり着いた。
ちょうどこの日、鳩間中学の修学旅行の日だったのが、
無事に生徒を乗せて船は出ていった。

八重山の海は光る。
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by jazz_houser | 2008-10-02 13:14 | 鳩間島 | Comments(0)