カテゴリ:竹富島( 7 )

2008年 12月 17日
守るもの
竹富島は大昔、八重山の中心であったという。
文化や行政の面でということである。
八重山で初めて鉄器がヤマトか中国あたりから伝えられ、鍛冶が行われた。
行政の面でも1543年に石垣に蔵元が移されるまで、
この島に八重山を統治する役所があったという。
また、信仰の面でも同じようなことを聞いたことがある。

この竹富島には島以外の人には土地を譲らないというルールがあり、
それを厳格に守ることによって島を護ってきた。
沖縄の他の島ではアメリカから日本に復帰する際に、
ヤマトの企業による資本進出の波にさらされたが、
竹富島は「町並み保存地区」に指定され、“皆がイメージする八重山”の姿を保っている。

反面、そのルールは実際に住む人にとって、かなり厳しい側面がある。
でも今までその犠牲の上に成り立ってきた。

今、島が揺れている。
それは単純な“本土企業による開発”ではないようだ。
島の人たちが、納得する結論を出せることを願っている。

時は絶えず流れ続ける。

できることなら、大地が血の涙を流すのは見たくない。

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私は勝手である。
八重山の景色を見つめるたび、地球に生きるもののたった1種類、
“ ヒト ” について考えてしまう。
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by jazz_houser | 2008-12-17 18:10 | 竹富島 | Comments(2)
2008年 12月 04日
毛遊び
八重山の玄関口石垣島離島桟橋から、
竹富島までは高速船で10分ほど。
すぐそこだから、ツアー客や夏には石垣から海水浴に来る人も多い。
でも、本当の良さは最終便が出た後、集落に赤い街灯が点く頃訪れる。
日帰りしかしない方にはぜひ一度夜の竹富島を味わって欲しい。
月が満月に近い頃、サンゴ質の道が白く浮かび上がる。
幻想的な夜。

夜といえば、沖縄・八重山では毛遊び(もーあしび)というものがある。
夜がこっくり更けてきた頃、集落から若者が、広場や海辺に集まって、
語り合ったり、三線片手に唄を楽しんだり。
そういう中で、ウマが合えば夫婦になるものもあるだろう。
年頃の青年なら心揺さぶる唄を聴かせて、気を惹きたいのは当然。
三線や唄の技術に自然と磨きがかかってくる。

ちょっと眉唾なところもあるが、あるおじぃから

「女性を口説くには満月がいい」

と聞いたことがある。
月の満ち欠けが色々な影響を与えているのはわかる。
確かにサンゴも産卵するし・・・うーん。
真偽のほどは “もーあしび” で実践してみていただきたい。

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いつもながらRolleiflexのパララックスで失敗(^^;

この日はどうしても石垣に帰らなければならなかった。
竹富の桟橋で孫を連れたおばぁと一緒になる。
だんだんと旧離島桟橋が近づいてくる。
石垣にはケーキもあるもんね。
わくわくして仕方がないようだった。
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by jazz_houser | 2008-12-04 01:04 | 竹富島 | Comments(0)
2008年 11月 13日
午睡
八重山の夏は暑い。
といっても、東京の夏の最高気温は35度以上。
それに比べて竹富町の最高気温は32度程度。
都心の暑さは籠もるような蒸し暑さだけれど、
島では日差しが問題となる。
強烈な紫外線に秒単位で焼けているのを感じてしまうほど。(大げさでなく)
しかし、日陰に入ると一変する。
湿度はなく、さわやかな島風が通り抜ける。

夏のまっ昼間、歩いているのも泳いでいるのも観光客ばかり。
でも一番いい時期だもんね。
真っ黒に日焼けして帰ってください。

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東屋で午睡zzz
よい夢が見れるはず。
きっと昨日飲みすぎたのでしょう。
そういうときは、オリオンビールで迎えるといいですよ。
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by jazz_houser | 2008-11-13 23:55 | 竹富島 | Comments(4)
2008年 10月 30日
人に還る
昨夜八重山から帰って来ました。あまりの東京の寒さに絶句。
あっという間の4日間でした。
会社の上司からも「え?帰ってたの?早くないか(笑)」と言われる始末。

石垣島の定宿「コスタデルソル」に報告の置手紙。
二便で渡った波照間島では島内各所をめぐり、
特製(大げさ!)DMを宣伝させていただきました。
・黒みつスペシャル&コーヒーがおいしい「みんぴか」さん ※甘党な私はニシ浜を見ながら・・・
・シナ子さんのいる愛の巣「やどかり」
・ゴーヤとトマトのパスタLove「花花」さん ※ここがないと私は飢えてしまいます
・島の絶品居酒屋「あがん」さん ※飼いヤギの幸子は本当に操さんを愛しています
・黒糖ジェラートとこだわりのセレクトショップ「仲底商店」さん ※身の回りで色々愛用してます
・仲むつまじいご夫婦と娘さん&看板猫、島にも観光客のためにも尽力されている「SUN輪舎」さん
などなど。
個展で使用するペーパーで作りましたので、雰囲気が伝わればと思います。
写真はそっちのけで、色々と忙しかった(^^;
島でふと見かけて興味を持って来てくれたら、嬉しいです。

西表島では祖納にて行われる節祭(シチ)を前夜から見てきました。
東京からお手伝いに来ていた明治学院大学と立教大学の学生さんが頑張っていました。
若い方の縁の下の働きはとても貴重で、祭の成功に役立っていたと思います。
できれば私も学生のころ手伝いに来たかった!
思うところは撮った写真とともに後日書きたいと思います。

ミルク神、今日のYahoo!ニュースにも出ていたね。
ミルクははるか海の彼方からやってくる豊穣の神と言われる。
祭では神が人に降りる。人が神になるとも。
シチでは11時ころに神が光臨してから、17時に戻るまで6時間、
何も飲まず食わずで神で居続ける。
儀式を終え、やっとミルクの面を外したそのお顔は、
まだ神の雰囲気を感じるほど、私にとってはありがたいものだった。

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竹富島の海と空。
ミルクはこの海を越えて世果報(ゆがふ)を齎しにくるのだろう。
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by jazz_houser | 2008-10-30 00:41 | 竹富島 | Comments(8)
2008年 10月 14日
Cool Beauty
3年前の9月は干からびてしまうほど暑かった。
空気そのものが違った。

八重山の海水浴場、コンドイビーチは美しい白砂が眩しい。
どこまでも続く遠浅の海。
白と青の世界にここは“彼岸”かと錯覚してしまう。
自分が干上がって向こう側に逝ってしまう前に、
東屋に逃げ込んだ。

涼しい風が吹き抜ける。
ふと足元を見ると、黒い尻尾が。

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Blue Eye Cat-Cool Beauty
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by jazz_houser | 2008-10-14 22:44 | 竹富島 | Comments(0)
2008年 10月 01日
星砂の浜
竹富島のカイジ浜(皆治浜)。
カイジ浜には猫が多い。
皆木陰で自由なかたちで午睡を・・・
猫についてはまた今度。

カイジ浜は遊泳禁止とのことだが、
一度月夜の晩に泳いだことがある。
夜の海は少し怖いものだけれど、八重山は違った。
あたたかい大きなものに包まれている感じ。

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砂浜に手をついて、ボーっと島影を眺める。
ついた手を見ると、砂が食い込んでいる。
その中に星砂がいた。
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by jazz_houser | 2008-10-01 00:26 | 竹富島 | Comments(0)
2008年 09月 13日
よんなよんな
八重山に通って写真を撮る、
東京に帰ってプリントする、
八重山の書籍を読みながら泡盛を飲む、
そのうちまた島に帰る。
そんな生活をここ何年か続けてきました。
気づくと八重山のことを考えない日はないというくらい浸かってしまいました。

来年2月に新宿ニコンサロン(6月に大阪アンコール展)にて個展の開催が決定しました。
取り組んできた写真の足跡としても、
八重山への想いをよんなよんな綴りたいと思います。

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今日の写真は竹富島の西桟橋。
黄昏時になると島内の宿泊客が集まってくる。
三線やギターを弾く者、海の中で夕焼けを見るもの、
自由でゆるやかな時間が流れるところ。
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by jazz_houser | 2008-09-13 04:31 | 竹富島 | Comments(6)