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2010年 07月 06日
展示を終えて・・・
ご無沙汰してしまい、申し訳ないです。
2人展が終わって、その余韻の中、また写真をやっていました。
そして夜な夜な、見ていただいた方の感想カードを見ては、ぐっとこみ上げておりました。

展示をする前というのは恐いです。
その恐さを断ち切るために出し切るのだと思います。
すべては写真で決まり、私そのものなので。
言い訳などない素。

写真で何かを伝える、それはとても難しいことで、
すべてが伝わる訳じゃないと思っていました。

しかし、あの場に立ち、そして深き懐に抱かれて、
その伝えたいすべてにかなり近いことを感じていただけたのは、
正直驚きでもあり、感激を通り越したものでした。
来場していただき、メッセージをくれた全員の方々とお話できなかったのが心残りです。
長々と失礼しますが、お返事したいです。

・・・

とてもストレートな感想、ありがとう。

JPS見ていただけるとのこと、八重山ではない写真ですが、嬉しいです。

そう、あの写真達の中で表されていることは、八重山だけのことではないんです。
それが皆さんに伝われば。。。

波照間に何度も通っている方に、そう感じてもらえればとても嬉しいです。
次を心のどこかで楽しみにしていてもらえたら。

そうですか、私の眼に飛び込んでくる、八重山の色々な生と死、みな同じことなのですが、
(そう上手くはいきませんが)素直に相対して瞼のシャッターを切ったものです。

ぐるぐる、何かを書きたい、廻りを伝えたい!?それは分かりました(笑)

より深く抱かれていただきたくて、あのような展示になりました。
ひとつひとつの写真が、窓で、手を伸ばせばそこにあるような。

ローライ、いいですよね。私は腐れ縁の連れようになってしまいました。仕方ないなぁ、、、という感じです。

生きてるってすごい、うん、私も同じで、マブイを渡すために生きているのかな、と思います。

素直に感じていただきました。私も最初そう思ってました。
生と死は反対、いや、とても離れたところにあると。
最後には、それらは大きくは同じ、近しいものなんだと。

私も泡盛には笑い泣きですよ。。。

あなたの頑張る力になるなんて。。。

子供は好奇心から覗き込むんですかね、見えているのに、伸ばしても手が届かない異界に。
私も子供ですね。

島はシンプルだからでしょうか、余計なことを考えないからなのか、
綺麗に体験も円の外側から中心に向かって描いていきます。

あのホタル、ぜひ体験していただきたい。あんなに生一杯、自然と涙がこみ上げます。

何と!ご自宅に架けていただけるなんて、、、本当にありがとうございます。
あの頃は良かったなんていうことにならぬよう、前に進みたいと思います。

私はカラーの人です、今は。でも好きなんですよ、モノクロも。
0.5度の違いでも手は分かるんですよね。あれ?と。アナログは四季を感じますね。

ずっと包まれていたい、本当に嬉しいです。窓を開いて、島の風に包みたかったのです。

暮らしている中で、気付くかどうか分かりませんが、2つの廻りは普通に起きているんです。
洗濯物を洗っている後ろでは、風が着物をそよぐように。

カラーとモノクロが混ざった写真集で名作はない、そう言われたことがあります。
良く分かるけれど、いつか必ず挑戦してみたいです。

ブーゲンビレア、私も好きです。冬の日に歩いていて、左から何か気配を感じたんです。
確かにその先はどこかに繋がっていました。

こんなことを言うと可笑しいと言われそうなんですが、、、
黒い青に宇宙を感じますよ。宇宙=はっきりと分からない、けど確かに私達を包むもの。

いつか八重山に行かれて、ぜひご自身のマブイで感じてもらいたいです。

息苦しくなる、そのうちに、自分の存在が薄くなったら、八重山で感じるそれです。

おもろのまなみさん、待ってますよ!ぜひ都合をつけて、与那国へ帰ってみてください。
不思議な魅力の島ですよね。

迷いなく不動のラスト4枚です。
不器用なんでしょうね。歩みは遅いと思いますが、また頑張ります。

八重山は待ってますよ、きっとあなたのこと。

夜のあぜ道に座って、息を殺していると、虫の鳴き声に包まれます。
灼熱の昼間には分からない、これだけの虫達が生きていたんだな、と。

島に行ったことがなくても、それだけ深く感じていただけたなら、素晴らしいことです。
本当に居て感じていると、一つ一つの生は邪魔しないんです。

Lime☆Light2階は沖縄県八重山郡竹富町でしたか。。。
ぜひ、島へ行ってみてください。

ぎゅっとした空間は無数の生と死に包まれて欲しいからでした。
島の森の道、足を前に進めるとむせ返るような感覚、それでいて静かでもある。

写真やってて良かった、、、とは。素面なのにホント泣けてくるではないですか。。。

この展示で、私の魂の旅を追体験して欲しかったのです。
吹かれていたんです。
私を吹き抜けて、草の海を揺らして。
あなたも吹かれましたか。
吹いた風が海へ、雲をつくり、雨のカーテンをくぐりました。
あなたも沁みましたか。
一瞬の生の、無数の煌めき。
それはあの人の唄のようでした。
目の前で繰り返される、形は違う、しかし同じ廻り。
私は違う、違う、と思っていました。
今は同じ、同じだと感じます。
あなたもそうですか。
なら、また島へ還りましょう。

・・・

遅れ馳せながら、梅雨入りしました。
酒が当分は飲めませんが、いただいたお酒は明けた後の楽しみに!
水を吸って、真夏に太陽の花を咲かせられるよう、
風雨にも負けず、写真制作と適度な運動に励みたいと思います。
どうやら私の梅雨明けは東京よりも遅そうですが、
『今年の夏は熱いですよ。。。きっと』
と言ってみる梅雨(^^;

見に来ていただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。
ニーパイユー

by jazz_houser | 2010-07-06 01:02 | 大阪Lime☆Light展


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