2009年 08月 24日
食む
与那国島の南牧場。
渡る風が草を揺らす。
耳を澄ますと、ボッ ボッ と聴こえてくる。

放牧されている与那国馬だ。
口で草をむしり取り、尻尾を泳がせる。
ボッ ボッ ボッツ

シンプルに五感を刺激され、妄想が沸く。

誰も来ない牧場に草を食む馬と一人、風に吹かれて。

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Rolleiflex 3.5F Planar

私に構わず無心で食すその姿。
草が生え、馬が食す。
心優しそうなこんな馬も食べられることもある。
人を食べる生き物もいていいのかもしれない。
真剣に食すのならば。
その生き物も、いずれ昆虫や微生物に食される。

みんな生きるために 真剣に食すのだなぁ

与那国馬は見た目はポニーのような在来種で、数が減っていた。
今では熱心な保護が進んで、乗馬観光だけでなく、草競馬大会が行われたり。
静岡の方には与那国馬の牧場もあるようだ。
その黒く沈降してゆくような眼を見ていると、心に与那国の風が吹く。

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by jazz_houser | 2009-08-24 23:39 | 与那国島 | Comments(6)
Commented by shin2627 at 2009-08-26 02:52
こんばんわ

馬の後姿、堂々としてますね。周りはどうなっているんだろうと
想像力が掻き立てられます。普段何気なく肉を食べてますが自分で
つぶして食べろと言われたら、食べれないでしょうね。
Commented by jazz_houser at 2009-08-26 07:39
おはようございます。
お尻と脚だけみると、そうでもないですが、
ほんとに小振りなかわいい馬なんですよ。
尻尾や鬣が風に吹かれてたなびいているのを見ると、
いいですねぇ。。。

潰す、屠殺というとあれですが、
昔の田舎では普通の光景でしたよね。
そういう真剣な場面を自然と見ているなら、
大事に食べられるのかな、なんて想像します。
沖縄では専らヒージャーですね。
Commented by gaozhongjp at 2009-08-27 22:09 x
とても、やさしい写真ですね。
馬のお尻も、なんかオブジェみたいで好きです。
そう、中国語で、お世辞のことを、”拍馬尾”(パイマーピー)と
いいます。 よく、うちのスタッフに”君は美人ですね!”と言った後、
パイマーピー!ったものです。日本だと完全にセクハラですよね。
上海に滞在した当初、コミュニケーションのとり方に苦労したのがなつかしいです。
そんな、ことはさておき、この写真はパイマーピーでなく、いい写真です。
Commented by jazz_houser at 2009-08-27 22:49
gaozhongjpさん、こんばんは。
拍馬尾、ですか!
いいと思います、そういうのから距離も縮まるのかなと思います。
異文化の中で働くのは本当に大変なのでしょうね。

・・・つい、
“パイマーピー”と聞いて、「ノソコマーペー」を思い出してしまった私は病気です(^^;
昔、石垣島の野底岳の近くへ恋人と引き裂かれた美女、マーペーのお話です。
Commented by rainydayh at 2009-08-29 10:22
私ね、与那国の男っぽい海は今は行きたくないわってずっと思っていたんだけど、今回ニシ浜から遠くに見える与那国島を発見して、初めて見たその姿になんだか胸キュン。
次回は与那国へ行きたい!と思うようになりました。

与那国といったらやっぱりこの馬と荒波なんでしょうね。
Commented by jazz_houser at 2009-08-29 16:00
rainydayhさん、おかえりなさい。
波照間最高でしたか(^^)
そろそろ波照間はムシャーマで忙しくなります。

与那国はいいですよ。
私、大好きです。
与那国の海の青はまた波照間と違って、深いです。
ぜひ近々!?行ってみてくださいね。


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