2009年 01月 23日
秘祭
新城島をパナリという。
パナリとは“離れ”のことである。
上地島と下地島を浅瀬が隔てる。

“アラグスク”という名前を聞くと、
神秘的な、興味本位で触れてはならないような、ある種の緊張を覚えていた。
島内にはむやみに入れない場所も多いが、
その緊張は秘祭を意識してのことだと思う。

西表島の古見、新城島、小浜島、石垣島の宮良で行われる豊年祭。
数十年前までは非公開で、住民だけが見ること、参加することが許された。
上記の地域の順番で伝わったと言われているため、
内容には共通点が多いようだ。
元々他者に見せるという祭ではない。

特に新城島は、定期船はなく、駐在所も診療所もない。
孤島であるがゆえに、より神秘性が高まる。
私は見たことはない。
初めて新城島に行った時、私は神行事や土着的な行事を知りたいので、
つい祭に関連する話になりそうになった。
すると、一瞬で空気が 「閉じた」。
島民や島出身者、見物人はそこで見たことを話したり、
文章で記録したり、写真を撮ったりしてはならない。
ずっと心にしまっておかなければならないのだ。

ただ言えるのは、豊年祭のときはすさまじい感情の高揚があるのだろう。。。
その時はカメラを置いて見学したいが、野宿を覚悟する必要がある。

「昔、若い者は気性が荒くて・・・」

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Wide Angle Rolleiflex

神が訪れ 神が通る道

どうしても興味があるなら、
石原慎太郎 著「秘祭」を読んでみて想像してみてください。
彼は実際に見て、誇張・脚色して書いていると思われます。
話半分で物語として読む分にはよいと思います。

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by jazz_houser | 2009-01-23 17:39 | 新城島 | Comments(1)
Commented by アラグス at 2011-03-08 16:18 x
ウガンの写真はすぐ消せ。あんたは何にも知らない。


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